バイクパーツメッキ加工履歴

【曲がり修正】CBR400F クランクシャフトの曲がり修正。宮城県

先ず、クランクシャフトの1番ジャーナルと 5番ジャーナルをVブロック乗せ振れを確認 して油圧プレス機にて0.05づつ振れを伸ばし ます。この作業を何回か繰り返し規定値内まで 振れを戻します。規定値内からは0.01ほどを 微調整をしながら作業を行い±0.005まで戻し ます。ほぼ±0に近い状態です
バイクパーツメッキ加工履歴

【硬質クロム肉盛り】CBR400F クランクシャフトのピン4ヶ所を硬質クロム肉盛り研磨仕上げ。兵庫県

先ず、同じ高さの4番ピンで芯出し、その芯で 1番ピンを摩耗痕が無くなるまでアンダー カット、そして3番目ピンで芯をだし、その 芯で2番ピンの摩耗痕が無くなるまでアンダー カット。 またアンダーカットで削った「-0.3mm」 分以上に硬質クロームメッキで肉盛り、再度、 上記同様の方法で4番ピンの芯で1番ピンを スタンダードサイズに仕上げ研磨加工。 そして3番ピンの芯で2番ピンをSTDサイズに 仕上げ研磨加工。 仕上がり寸法φ29.995±0.005 1番2番ピンが完成すると、今度は1番2番 ピンの芯で、3番4番ピンをアンダーカット。 アンダーカットで削った「-0.3mm」分以上 に硬質クロームメッキで肉盛り、再度、1番 2番ピンの芯で3番4番ピンをスタンダード サイズに仕上げ研磨加工。 仕上がり寸法φ29.995±0.005 硬質クロム肉盛り修正後は、ダイナミック バランスにてアンバランス修正。 最終仕上げは、耐摩耗性の向上として全ヶ所 ラッピング仕上げまで。
建設重機油圧シリンダーメッキ加工履歴

【メッキ再生】コマツ ホイールローダー ステアリングシリンダーロッドのメッキ再生研磨仕上げ。福島県

油圧シリンダーロッドの両側面に研磨 加工用のセンターを60度で加工。 そして両センターを芯に円筒研削盤にて 下研磨加工、また下研磨で削った【-0.45mm】 分以上に硬質クロームメッキを肉盛り、再度、 円筒研削盤で仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ24.96〜94mm 最終仕上げの鏡面研磨加工まで
バイクパーツメッキ加工履歴

【再メッキ】カワサキ RS750Z インナーチューブのメッキ再生研磨仕上げ。鹿児島県

インナーチューブのトップボルトが嵌る 内ネジに研磨用の治具をネジ込み、旋盤にて 両センター「面取り」を60度で加工。 その両センターを芯に円筒研削盤にて窪んだサビ や膨れたサビが無くなるまで真円に下研磨加工、 また下研磨で削った-0.5mm以上に硬質クロム めっきを肉盛り、再度、円筒研削盤で仕上げ 研磨を行う。仕上がり寸法35.95〜93mm 最終仕上げは鏡面サイザル仕上げまで
バイクパーツメッキ加工履歴

【振れ修正】CBX400F クランクシャフトの振れ修正及びラッピング仕上げ。沖縄県

油圧プレス機で0.03の振れを±0.005 まで伸ばします。 そして、軟素材布に油多めの酸化クロム油脂を 塗付けてジャーナル及びピン、シール部の 全ヶ所磨け上げる。油脂を枯らす事なく磨き 上げるので寸法の変化はほぼありません
バイクパーツメッキ加工履歴

【再メッキ】CB1100F インナーチューブのメッキ再生研磨仕上げ。山梨県

CB1100Fのインナーチューブはトップの 方に三叉が嵌るCクリップ溝があるのでメッキ 厚を考慮し旋盤でCクリップ溝を切り込んでおく。 そしてインナーチューブのトップボルトが嵌る 内ネジに研磨用の治具をネジ込み、旋盤にて 両センター「面取り」を60度で加工。 その両センターを芯に円筒研削盤にて点サビ が無くなるまで真円に下研磨加工、また下研磨 で削った-0.4mm以上に硬質クロムめっきを肉 盛り、再度、円筒研削盤で仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ38.97〜95mm. 最終仕上げは鏡面サイザル仕上げまで。
バイクパーツメッキ加工履歴

【メッキ再生】カワサキ KDX200SR ブレーキキャリパーピストンのメッキ再生研磨仕上げ。愛知県

腐食による点サビを円筒研削盤にて 下研磨後、厚付け硬質クロームメッキを 0.5mm以上肉盛り、再度、円筒研削盤にて 規定値(φ33.92mm)に仕上げる。 最終仕上げのサイザル仕上げまで行う
建設重機油圧シリンダーメッキ加工履歴

【再生メッキ】油圧シリンダーロッドのメッキ再生研磨仕上げ。佐賀県

油圧シリンダーロッドの両側面に研磨 加工用のセンターを60度で加工。 そして両センターを芯に円筒研削盤にて 下研磨加工、また下研磨で削った【-0.45mm】 分以上に硬質クロームメッキを肉盛り、再度、 円筒研削盤で仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ29.94〜96mm 最終仕上げの鏡面研磨加工まで
バイクパーツメッキ加工履歴

【再メッキ】GSX400F インナーチューブのメッキ再生研磨仕上げ。東京都

油圧プレス機で曲がりを0.05以内まで 伸ばします。そして旋盤にて両センター加工。 両センターを芯に円筒研削盤にて下研磨加工、 また下研磨で削った分以上に硬質クローム メッキを0.5mm肉盛り、再度、円筒研削盤にて 仕上げ研磨加工。φ32.94〜96mm 完成後の振れ±0 最終仕上げの鏡面仕上げまで行う
バイクパーツメッキ加工履歴

【硬質クロム肉盛り】ドカティ コンロッド大端部内径を硬質クロム肉盛り研磨仕上げ。埼玉県

旋盤の四爪チャックでコンロッドを掴み、 面と大端部内径を芯だし、そして大端部内径を-1mm ほど下加工、また下加工で削った-1mm以上 硬質クロム鍍金で肉盛り、更に内面研磨で 精密に仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ46+0.03〜0.01 最終仕上げは鏡面バフ仕上げまで
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