【硬質クロム研磨】CBR400F クランクシャフトの3番ピン及びコンロッド大端部内径を硬質クロム肉盛り研磨仕上げ。徳島県

状態
クランクシャフトの3番ピンは片減り摩耗
で.楕円も確認できました。
コンロッド大端部は、円周に摩耗痕があり、
スタンダードサイズから約-0.1mmの減りで
した。
対策と方法
硬質クロムメッキと研磨加工で再生します。
まず、同じ高さの2番目ピンで芯だし、そして
その芯で3番ピンをアンダーカット。
またアンダーカットで削った「-0.6mm」
以上に硬質クロムメッキで肉盛り、再度、
2番ピンの芯で3番ピンをSTDサイズに仕上げ
研磨加工。仕上がり寸法φ29.995±0.005
耐摩耗性の向上として全ヶ所ラッピング仕上げ
まで。

コンロッド大端部内径は、摩耗が無くなるまで
真円に下研磨加工、また下研磨で削った
「-0.3mm」以上に硬質クロムめっきを肉盛り、
再度、仕上げ研磨でお客様指定寸法に仕上げる。
仕上がり寸法φ33.015±0.005。

この度は御依頼ありがとうございました。
またご縁ありましたら宜しくお願い致します。