<各種>
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知識A

黒染め

@鉄鋼製品をかせいソーダ・りん酸ソーダ・硝酸ソーダの濃厚溶液中で高温処理すると黒色のウルシ状のつやをもった皮膜が得られる。
この皮膜は四三酸化鉄であり、銃身やねじ類に利用されている。厚さは0.1〜0.5um程度で、耐食性はやや劣る。
A銅および銅合金の黒色化成着色。B亜鉛メッキの黒色クロメート処理。



クロム酸処理

@メッキ皮膜の変色防止のため薄いクロム酸溶液で電解処理か、浸漬化学処理をする。銀や銅や無電解ニッケルに用いられる。
A亜鉛メッキのクロメート処理をいう。



クロメート処理

亜鉛メッキやカドミウムメッキの後処理工程でのクロム酸溶液の化学浸漬処理をいう。メッキ皮膜の耐食性を増強する。有色クロメート(虹色)、
光沢クロメート(白色)、黒色クロメート(黒色)がある。近年グリーンクロメート(濃褐色)もでてきた。



合金メッキ法

2種以上の金属を同時に素材上に電着させるメッキ法で、色調・耐食性・電気特性を向上するのが目的である。銅ー亜鉛(真ちゅう)メッキ、
すずー鉛(はんだ)メッキ、鉄ーニッケルークロム(ステンレス)メッキなどがある。金属の均一折出条件がむづかしく、電流密度、温度、
液組成などの微妙な変化で折出率が変わり、色調も変わってくる。



こぶ状メッキ

メッキに花が咲いた状態で、電流過多のため品物の角に生じやすい。



コロード・コート試験法

耐食性試験で、硝酸銅、塩化第二鉄、塩化アンモンを白陶土とねりあわせ、ベースト状にしたものをテストピースに塗布する。温度38℃±1℃、
湿度80〜90%の条件の室にいれ、さびの発生状況を観察する。自動車部品に多く利用されている。



サ行



サーマルショックテスト(ヒートサイクルテスト)

プラスチック上メッキの密着性試験に適用され、加熱ー(室温放置)−冷却(125℃〜室温〜−65℃)のサイクルをくり返し、
ふくれやはく離の有無をテストする。一般には10〜15回のサイクルをくり返す。



ざらつき

メッキ面がざらざらした肌ざわりの状態をいい、メッキ浴中に鉄粉や固体微粒子が混入した時におこる。



酸洗い

品物の表面のさびやスケールを酸で溶解して除去する作業。



酸浸漬

品物の表面の薄い酸化皮膜をとり、活性化するため5%程度の塩酸か硫酸にメッキ前に浸漬する。



サンドプラスト

けい砂や金属粒などの研磨粉粒子を高圧水蒸気または圧縮空気で高速に金属表面に吹き付け、さびやスケールを落す方法。



COD

化学的酸素要求量の略、水の汚れ度合を指示する数値で、水中の有機物や還元性物質などを酸化剤で酸化するとき消費される酸素量の数値。




しみ

メッキ面の汚れで、脱脂不良、酸洗不良でおこる。または、素材の間隙にいろいろの液が入り、その液が徐々にしみ出てくる時もある。




ジャブ銀法

銀メッキの安価な製品の生産法で、置換反応を応用した浸漬メッキである。



重金属

比重が5.0以上の金属の総称で、鉄、銅、亜鉛、水銀、鉛など。



硝酸ディップ

クロメート処理をする前にメッキ皮膜のつや出しのため5%程度の硝酸に浸漬すること。一種の化学研磨。



真空蒸着法

真空中で金属を加熱すると、金属が蒸発する。蒸発金属を品物に付着させること。品物の表面で蒸気が凝縮し薄膜を形成する。膜厚は0.
05〜0.1um程度で、光沢は素材に左右される。蒸着金属はA1が一般的である。



浸炭法

低炭素鋼材の表面に炭素を固溶させて、表面の炭素濃度を高め、表面硬化をする方法。固体浸炭法、液体浸炭法、ガス浸炭法などがある。




浸炭防止法

鋼材を焼入れする時、焼入れ不要の部分もある。その不要の部分に銅メッキをして焼入れを防止する方法。
焼入れ防止のマスキングである銅メッキの厚さは15um必要である。



水素ぜい性

高炭素鋼は酸処理やメッキ電解中に水素を吸蔵する。吸蔵したものは非常にもろくなる。バネ鋼は特に水素ぜい性をきらい、メッキ後熱処理
(ベーキング)して水素を追い出し、ぜい性をなくす。



すくい出し

槽の液が品物に付着して持ち出されることをいい、省資源や排水処理の立場から、すくい出しを少なくするよう、
ひっかけ方などを工夫する必要がある。



ステンレス上のメッキ法

ステンレス材の表面は薄い不動体皮膜が形成しているため、普通の方法でのメッキは密着性が非常に悪い。
活性化ーニッケルストライクをすみやかにすることが「こつ」である。



ストライク

密着性を良くするため、高い電流密度で短時間メッキする。



ストライク浴

ストライクメッキを目的とした浴で、通常のメッキ浴より金属分が少なく、副主成分がやや多い浴。銅や銀のストライク浴がある。



スパッタリング

高真空にした槽内にアルゴンガスを導入する。陰極(金属=ターゲット)と陰極(品物)との間にグロー放電を起させ、
グロー放電プラズマ中のアルゴンイオンが金属をたたいて金属を飛び出せ品物に付着、皮膜を生成させる乾式メッキ法である。皮膜は薄いため、
トップコートが必要。



スマット

酸洗いのとき、品物の表面に付着する黒い微粒子をいう。



スラッジ

排水処理で出てくる汚泥(金属水酸化物)をいう。



静電塗装

塗料をコンプレッサー等で微粒化して電界内に分散させ、同時に塗料の微粒子に電荷を与え、品物の表面に均一に塗着させる方法。
塗料のロスが少なく、塗着効率が良い。



タ行



大気蒸発濃縮

メッキ溶液面では常に自然蒸発がおこっている。これを利用し、強制的に排気すれば、蒸発量が増し、液が濃縮できる。
回収液の補給も容易になる。



ダクロタイズド処理

脱脂、脱錆した品物を金属亜鉛とクロム酸を含む処理液に浸漬塗装し、300℃附近で加熱処理をしてダクロ皮膜を形成させる方法。




多層メッキ

2種以上の金属を層状にメッキしたもの。たとえば、銅-ニッケル-クロムメッキ。



多段向流水洗

水洗槽を3槽以上直列に並べ、品物の進行方向と反対の方向から水を供給して順次きれいに水洗する方法。



タフトライド処理

溶融塩浴熱処理法で570℃附近の低い温度で処理する。鉄鋼の表層は浸炭と窒化を受け、炭化物と窒化物を形成、硬化させる方法。




置換メッキ

化学メッキともいい、置換反応によって物体の表面に金属皮膜を形成させることをいう。電気メッキ工程で、
通電しない時に置換反応がおこり金属が折出する場合があるが、これは密着不良の原因となる。



チタンケース

チタンは不溶解性金属なので、陽極材のボール状のものや「しゃぶりかす」(溶解して小さくなった金属)を入れる網状ケース。



窒化法

鉄鋼材の表面に窒素を拡散させ、表面層に窒化物を生成し、表面硬化させる方法で耐熱性、耐磨耗性にすぐれている。



窒化防止法

浸炭防止法と同じ理由で、窒化不要部のマスキング法である。メッキはすずメッキがなされる。



中和沈降処理

重金属をアルカリ中和し、金属水酸化物を形成させ、沈降ろ過除去する排水処理の一部門である。



超音波洗浄機

2万ヘルツ以上の音波を超音波といい、その音波を利用して、品物のすみずみの汚れを浮かし落とす洗浄装置で、効果は十分にある。




電解研磨法

機械的研磨法に対するもので、形状の複雑な、小さい部品の平滑仕上げに適し、多量生産の利点がある。品物を陽極とするため、
電解特性で凸部が優先的に溶解し、光沢が短時間で得られる。



電解洗浄

アルカリ溶液中で品物を陽極か陰極にして、電解し、油分や汚れを除去する方法。陰極電解のとき、液の汚れが付着する場合があり要注意。
酸電解溶液も市販され、スポット溶接、スケール除去に効果がある。



添加剤

そのものの性質を向上させる為に加えるもの、例えば脱脂効果を上げるための界面活性剤のようなもの。



電気透析法

陽・陰イオン交換膜を交互に配列して直流電流を流すと、陽イオンは陰極に、陰イオンは陽極に向かって膜を透過する。
電解質の濃縮と減少が交互の室にできる。濃縮法の一種である。



電鋳

金属の電着を利用して鋳造・成型加工する事である。寸法精度が非常に良く、厚さも1〜10mm程度のものが要求される。内面の要求精度
(導波管)を出すためやレコード原盤を転写等に広く利用されている。硫酸銅やスルファミン酸ニッケルメッキ液が用いられている。




電着塗装

塗装槽内に品物を浸漬して、品物と対極との間に直流電流を流して塗装を品物に電気的に塗装する方法で、アニオン塗装、カチオン塗装があり、
前者は、天然油やポリエステル樹脂系ベースに、後者はエポキシ樹脂系をベースにした塗装を用いる。



電導性プラスチック

プラメッキ用樹脂はABS樹脂が主流であるが、メッキ工程、特に前処理工程の複雑さがあった。導電性プラスチックは、
無電解メッキ工程を含む前処理工程を大幅に省略し、直接電気メッキできる樹脂で、
ポリプロピレン樹脂にカーボンや金属紛等を含有させ導電性を付与したメッキ用樹脂である。

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